地すべり関連計器の製造・販売

多チャンネル型自動観測装置
SD31Mシリーズ

パイプ歪計観測に最適

  • Aブロック(歪計30CH)+Bブロック(水位計1CH)のマルチブロック仕様です。
  • パイプ歪計と水位計で別々のインターバルを設定できます。
  • 単3乾電池(メイン4本、サブ4本)で稼働します。
  • SDメモリーカード1枚で何台分ものデータを回収できます。
  • 校正値を設定することで実際の物理量データとしてデータを確認することができます。
  • SDメモリーカードには実データと生データを同時に保存できます。
  • 保存データ形式がCSV形式なのでExcel上でのデータ解析が容易です。
  • バッテリーチェッカーで電池の残存容量を簡単に確認できます。
  • SDHCメモリーカード対応。(Ver1.28or2.28以降)

構成例

SD31Mシリーズはパイプ歪計専用機です。パイプ歪計は30CHまで接続することが可能です。
31CH 目には水位計を接続することができます。水位計のタイプによって型式が決まります。

仕様

共通仕様

チャンネル数 Aブロック:パイプ歪計対応30CH
Bブロック:水位計対応1CH
使用メディア SDメモリーカード(データ回収時)
測定インターバル 1,5,10,30分
1,2,6,12,24,48,96,168時間
警報接点出力(オプション) 無電圧フォトモスリレー出力
MAX:DC40V/0.1A
通信機能(オプション) RS485
電源電圧 メイン電源:単3乾電池4本
サブ電源:単3乾電池4本
鉛シール蓄電池(オプション)
※通信オプションが付いた場合は、消費電流が80mA程度増加するため、単3乾電池を電源として使用できません。電源はDC12V電源限定となります。
消費電流 待機時:0mA
動作時:100mA以内
動作温度範囲 -20℃~50℃
外形寸法 約220×300×70mmMAX

Aブロック(CH1~CH30)チャンネル仕様

対応センサ パイプ歪計
対応ゲージ抵抗 120Ω(2ゲージ3線式)
印加電流 8mA定電流
測定範囲 ±32000μstrain(±32000で表現)
測定精度 ±0.2%/FS
端子説明 赤 --- 電源(+)
白 --- 信号(+)
黒 --- GND(電源・信号共通)

Bブロック(CH31)型式一覧

対応センサ 型式 データ範囲 備考
電圧出力型水位センサ PS 0~5V(0~5000) STシリーズに対応
ひずみ出力型水位センサ W ±4000μstrain(±4000) KWシリーズに対応
半導体ゲージ水位センサ WD5mV ±5mV/V(±5000)
半導体ゲージ水位センサ WD10mV ±10mV/V(±5000)
2線式電流出力水位センサ WD420 4~20mA(0~4000)

観測可能日数一覧

測定インターバル メインメモリが
満杯になるまでの
観測可能日数
乾電池での(単3アルカリ)
観測可能日数
低温時~常温時
(0℃~20℃)
A:01時間・B:01時間 141日 51~84日
A:06時間・B:01時間 598日 145~180日
(145~242日)
A:12時間・B:01時間 882日 178~180日
(145~297日)
A:24時間・B:01時間 1134日 180日
(201~336日)
メインメモリが満杯になるまでの観測可能日数についての注意点
  • 供給電源が途中で無くならないことを前提としています。
単3アルカリ乾電池による観測可能日数の注意点
  • 乾電池はメーカー・型番により結果が異なる場合があります。
  • 量販店などで購入した乾電池は保存方法・在庫期間に問題があることがあります。その場合、購入直後であっても記載回数の観測はおこなえません。
  • 観測可能日数は使用環境により大きく変動します。使用環境が悪い場合は、記載されている値の2/3~1/2程度を見込んでおくことをお勧めします。
  • ( )内の数値は計算上の理論値となります。電池交換は自己放電などの影響を考慮して180日以内に行なってください。